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自分らしさの原点を探る!『仮配属面談前のキャリアワークショップ』【トレンドマイクロの人材育成】

こんにちは!人事部で人材開発の領域を担当しています キャリーです。

筆者プロフィール

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2009年 トレンドマイクロ新卒入社。
2度の育休期間を経て、2020年に復職。育休期に国家資格キャリアコンサルタントの資格を取ってから、自分の経験や知識を他人に使ってもらうことが喜びとなりました!プライベートは2児の母、妻。
必然的なマルチタスクの毎日に、ひーひー言いながら、でも楽しんでトレンドマイクロ生活を送っています!

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普段、この「トレンドマイクロの人材育成」では、営業職の育成組織であるセールスイネーブルメントグループ のグループマネージャー根岸さんが、「どんな想いを持ち」、「どのような内容で1年間を超える人材育成に取り組んでいるのか?」をお伝えさせていただいています。


ですが、今日は番外編で、人事部として彼ら のキャリア開発をお手伝いしたワークショップの様子を、私キャリーから、お伝えさせていただこうと思います!

トレンドマイクロへ、新卒で入社する社員(以下新卒)と第2新卒で入社する社員(以下第2新卒)の人材育成の様子を紹介する「トレンドマイクロの人材育成」。トレンドマイクロでは、新卒・第2新卒で入社した場合、営業職で約1年、エンジニア職で約1年半の育成期間を設けており、それぞれ育成専任の部署が存在します。

詳しくはこちらをご覧ください!

Be yourself とは?

まず、私、キャリーの自己紹介です。実は、私は根岸さんとは同期入社の新卒入社で、かれこれ10年以上のお付き合いになります。
(思い返せば、二人ともそれぞれにこれまで色々ありましたね・・・)

2021年1月から私が人材開発領域のグループリーダーとなり、すでにセールスイネーブルメントグループのマネージャーをしていた根岸さんとは、主に、新卒研修の企画・運営で、密に連携させていただくようになりました。

同じ、新卒同期でも、営業一筋の根岸さんと営業から人事部へキャリアチェンジしている私のキャリアは全く違いますが、共通している点は、ずばり“Be yourself”であること。

実は、この“Be yourself”はトレンドマイクロの中では、とても重要な用語で、まだ世間で“キャリア自律”や“セルフキャリアの重要性”というキーワードが飛び交うはるか前、2000年代前半からトレンドマイクロで使われてきた人材開発コンセプトです。

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発信者は、創業者のスティーブ・チャンとジェニー・チャン。彼らは、類まれなるセンスと挑戦心で、たった35年あまりでトレンドマイクロをロサンゼルスのベンチャー企業から約6,000人の社員を抱える現在のトランスナショナルカンパニー に成長させた凄腕の創業者の二人ですが、創業当時から、彼らは繰り返し、社員にこう言っていました。

“Be yourself, Be the best part of yourself”
(自分らしくあろう、自分の最良の部分を発揮しよう)

この言葉は、人生100年時代と言われるようになった2021年現在、どんどん重みを増しているように私は感じています。
こちらのキーワードがベースになっている社員向けのワークショップなども内製しているのですが、その話はまた今度・・・

そうそう、今日は“Be yourself, Be the best part of yourself"を大切にしてほしいキャリーから、新卒21年入社 営業職の皆さんに贈ったワークショップのレポートをしなければならないのでした。

仮配属面談準備のワークショップ

今回は、仮配属面談の準備という目的で根岸さんからワークショップ実施のリクエストをいただきましたので、仮配属面談の準備=一人一人の原点である Will, Passion(希望、情熱)を顕在化/言語化をめざしてワークショップを構成しました。社会人である以上、会社のVision, Mission(企業理念、ミッション)に強く共感することは大前提ですが、その上で、一人一人のWill, Passionがなんであるのかを理解、認識することが、「Be yourself」において大事だと私は考えています。
そこで具体的に行った内容は以下の3つです。

【ワークショップ内容】

①モチベーションライフグラフ :自己分析
②相互インタビュー:自分一人では気づきにくいポイントの言語化
③Beのワーク:①と②で得たフィードバックをもとに、「自分のBe(こうありたい)に名前をつける」

新卒研修でも学んだキャリア理論を思い返すところからはじめ、場が温まったところで、これまでの幼少期からの振り返りを個人ワークで実施(①モチベーションライフグラフ)。

それを2つのグループに分け(②相互インタビュー)、そこから得たフィードバックをもとに、自分のBe(こうありたい)に名前を付ける(③Beのワーク)。という流れで、当日はワークショップを進行しました。

②相互インタビューでのモチベーションライフグラフの共有は、何時間でもできてしまうと思い、今回はインタビュー項目を用意して、その質問をインタビュアーがすることにより、どんどん、その人の原点(Will, Passion)を探る展開に構成しました。

その甲斐あってか、ここ数年の中でも、特に仲が良いと言われている21年入社メンバーなので、もちろん知っていることもあったようでしたが、特に幼少期については、「それが○○君の行動の原点なのか!」と理解が進むという様子がみられた一方、話していても自分は気づかず、インタビュアー からのフィードバックによって、自分の原点(Will、Passion)に「はっ!」と気づくメンバーもいました。

そうした相互フィードバックを各グループで順番に行い、最後はまとめの個人ワークを挟んで、「名前を付けた自分のBe(こうありたい姿)」を全体に発表してフィナーレとしました。

自分のBe(こうありたい姿)に名前を付ける意味

当日、最終的に出た「名前をつけた自分のBe」は以下の通り。

・道端の雑草(オオバコ)
・柔軟に形を変えるミネラルウォーター
・借り物競争の逃げ切りウサギ
・波乗りの練習をする サーフ・ライフセイバー
・サイバー空間の近大マグロ
・休憩所を作る建築家

すごい・・・!読者の皆さんは何のことかわからないかもしれませんが、これらのBeには、彼らが大切にしたい、挑戦意欲、柔軟性、社会貢献、粘り強さなど、大切な彼らの想いが詰まっています。
(いつか本人たちに会えたら、誰がどのBeなのか、聞いてみてくださいね)

自分はしっかりと、このBe(こうありたい姿)に名前をつけた「理由」がわかっていること。それは己のWill, Passion(希望、情熱)を理解し、認識していることを意味します。
そして、それらを通じて、

「どんな価値観や軸を大切にして自分らしさを表現したいか、それをもってどう貢献したいのか」

この考え方が、非常に大事だと思っています。

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少し、すっきりしたような顔の皆さんのお顔をご覧ください!
この後、彼らは営業としての「仮配属面談」に向け「希望(こうなりたい)」を言葉にしていくフェーズに移っていきます。トレンドマイクロの営業部門は多岐にわたり、それぞれに違った魅力があって、迷ってしまうのですが、自分のWill、Passionに気づけた彼らはきっと、この後、Be yourselfを意識した営業部門の一員となり、会社の成長に貢献してくれるでしょう。
(注: すべて本人の希望通りに仮配属をするわけではありませんが、新卒メンバーのなりたい姿の実現にはできる限り寄り添いたいという意図で、まずはメンバーがどうありたいかを語れる場を設けています。)

“Be yourself, Be the best part of yourself”
(自分らしくあろう、自分の最良の部分を発揮しよう)

読者の皆さんの「Beの名前」はなんですか?
10年以上たっても素敵な楽しい同期とお仕事を続けられる会社、トレンドマイクロで働いてみませんか?熱い「Be」をお持ちの皆様をトレンドマイクロはお待ちしております!