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ウイルスバスターのギモン「安心・安全な社会を作るために具体的に何をしているの?」

当社のお客さまやセキュリティ製品を検討されている方の、素朴な疑問にお答えする「ウイルスバスターのギモン」シリーズ。

【ウイルスバスターのギモンとは?】
誕生して30年以上も経っているウイルスバスターですが、当社のお客さまやセキュリティ製品を検討されている方の中には、「他の製品と何が違うの?」「いったいどんな良いところがあるの?」と疑問を抱えている方もいるかと思います。
そんな“ウイルスバスターのギモン“に、トレンドマイクロ社員がお答えし、ウイルスバスターの良さや、より良い製品・サービスの提供に向けた熱い想い・取り組みをご紹介するシリーズ記事です。

第三弾の今回の疑問は、「安心・安全な社会を作るために具体的に何をしているの?」

サイバー犯罪の撲滅に向けてトレンドマイクロがどんな取り組みをしているのか、今回はサイバーセキュリティ・イノベーション研究所の河田さんにお話を伺いました。

【こんな方におすすめ】
・ウイルスバスターをご利用いただいている方
・セキュリティ製品の購入を検討されている方
・トレンドマイクロの取り組みについて知りたい方

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最近のサイバー犯罪とは?

---現在はどんなサイバー犯罪がありますか?

河田さん:
そうですね。少し前までは、マルウェアを使って金銭を取得するような、例えばバンキングマルウェアというものが非常に流行っていた時期があったのですが、最近になるとクレジットカード情報を盗むようなフィッシング詐欺が増えております。

私が所属しているチームはサイバー犯罪についてのリサーチを行っておりまして、スパムメールやフィッシングサイトのような手口を調べて、法執行機関の皆様と協力しながら犯罪に対抗していくような活動をしております。


警察など外部組織との連携とは...

---どのような組織と連携をしているのでしょうか??

河田さん:
大きなところだと一般財団法人の日本サイバー犯罪対策センター(通称JC3)という組織にずっと協力しています。こちらでは警察の皆様だけではなく、銀行の皆様、当社のようなセキュリティのベンダーなどが一手に会して、協力しあいながらサイバー犯罪に対してどう対抗していくかという議論を毎週のようにしています。
皆様と協力することで警察でしか知らない被害の情報や、銀行の方々でないと知りえない手口などを情報交換しながらサイバー犯罪への対抗活動というのを行っています。

また、私は長崎県警様にテクニカルアドバイザーのお話をいただいて、その土地で今サイバーの分野で課題になっていることとか、サイバー犯罪を減らすためにどういった活動ができるのかを警察の皆様と模索しています。
今本当に何が課題になっていて何を解決しないといけないのか、警察組織を介してですが直接的に被害にあっている方に、お話を聞くことで何かの解決の近道になるんじゃないかと考えています。

このような外部の組織の方からトレンドマイクロが期待されているところは、脅威あるいは解析に関する情報、知見を使い協力することです。
当社は日本に大きくシェアを持っていて、製品の普及率というのは非常に高いものがあります。そういったところでフィードバックされている脅威のデータというのは、他の組織ではなかなか知りえない情報です。

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セキュリティ対策ソフトを入れていない方も守りたい!

---それでは最後に、このお仕事に対する想いを教えてください。

河田さん:
そうですね。弊社の製品を使っているお客さまを脅威から守りたいという思いはもちろんあるのですが、使っていない方も守れる状況を作りたいと思っています。セキュリティの対策ソフトを入れている人と、入れてない人ではやっぱりセキュリティソフトを入れていない人が被害に遭うことが多いです。

もちろん、セキュリティ対策ソフトを入れていただければ当社の検知機能ですとか、そういったところを高めて守れる部分というのはどんどん増えてくるのですが、入れていない方をどうやって守るかというと、入れてもらうか、もしくは入れてもらっていなくても守れる状況をつくるしかありません。

そういったことを実現したいと思うと、当社の力だけではなくて、色んな所の力が必要になってくる。その一つが警察組織であったり、あるいは被害にあわれている銀行もしくはユーザ企業様であったり、そのような組織と何か協力しないと、セキュリティ対策ソフトを入れてない方をどうやっても守れないと思っています。究極的には犯罪者や攻撃者が攻撃するのをやめてくれれば被害にあう方は減っていくと思うんですけど、それを止められる状況をつくるのは難しいと思います。

それが実現できるとすると、やっぱり法執行機関の皆様と協力しあいながら、捕まえていただく、もしくは根本的な対策をユーザ企業様にとっていただくとか、そういった活動をすることによって、当社の製品をつかっていないお客さまも守れるような活動につながるのかなと思っています。

犯罪をゼロにするのは非常に難しいとは思うんですけど、「活動しにくいな」と思わせるような事っていうのは無理ではないと思います。攻撃者・犯罪者との知恵比べではないですけど、戦っていかなければいけないところかなとは思います。

---本日はありがとうございました!

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外部組織と協力し安心・安全な社会を目指す!

今回は「安心・安全な社会を作るために具体的に何をしているの?」という疑問について、河田さんに答えてもらいました。

今回ご紹介させていただいたもの以外にも、世界各国で絶えず発生し続けるサイバー犯罪を減らし、社会を守るために、トレンドマイクロは国内外の組織や警察機関と密に連携しています。
公的機関からも信頼される企業として、安心・安全な社会を作るという使命を感じますね!

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YouTubeでは本インタビューの動画も公開されています!
(本動画はインタビューから抜粋した内容を編集したものになります)

それでは今日も快適なデジタルライフをお過ごしください!

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