当社のお客さまやセキュリティ製品を検討されている方の、素朴な疑問にお答えする「ウイルスバスターのギモン」シリーズ。

 第6弾の今回の疑問は、「スマホやタブレットにセキュリティ対策は必要？」

今回はコンシューマプロダクトマーケティング部の転法輪さんに、スマホやタブレットに対するセキュリティの必要性についてお伺いしました。

スマホやタブレットにセキュリティ対策は必要？

---ウイルスというとパソコンというイメージがあるのですが、スマートフォンやタブレットにもセキュリティ上の脅威はあるのですか？ 

転法輪さん：
スマートフォンやタブレットにももちろんあります！
特に、メールやショートメッセージを通じて消費者を詐欺サイトに誘導するケースが数多く確認されています。最近の詐欺サイトは、大手の通販サイト・銀行・宅配業者などのウェブサイトに似せて作られており、ユーザは誤認して個人情報を入力してしまうのです。
ここ近年では、デザインや文言も非常に自然かつ巧妙で、一見すると見分けがつかないようなものが実際に数多く確認されていてニュースなどにもなっていますよね。気づかないうちに詐欺に遭って個人情報を盗まれてしまう可能性もあります。 

セキュリティ対策＝ウイルス対策ではない！

---巧妙で見分けがつきにくいのですね。攻撃者は何を狙っているのですか？ 

転法輪さん：
攻撃者の最終的な目標は金銭ですが、そのために、アカウント情報やクレジットカードの情報、その他の個人情報などを狙っています。そのために、不正アプリだけでなく、有名なブランドを装って作られた偽サイトを通じてそのような情報を詐取しようとしています。
そのため“セキュリティ対策＝ウイルス対策”というわけではなく、危険なウェブサイトや偽サイトをブロックする、また個人情報が流出しているかどうかを監視するなど、幅広い対策が今求められています。
Androidだけではなく、アプリに関しては安全だとされているiPhoneについても、セキュリティ対策をしっかり行うことが必要とされているのです。

セキュリティアプリを使う理由

---どうやって対策するのですか？ 

転法輪さん：
実際に弊社のウイルスバスター モバイルというアプリでは、偽サイトや危険なサイトにアクセスしようとした際にブロックしたり、そもそもサイトに誘い込むショートメッセージSMS自体をフィルターしたり、危険なウェブサイトにアクセスさせないようにする対策が可能です。
つまり、自分では本物のサイトなのか偽サイトなのか見分けがつかない場合でも、セキュリティのアプリを使って対策ができる仕組みを提供しています。

日本におけるデータの多さが製品やサービスの強み

---アプリは便利ですね。ちなみに、どのように偽サイトを見分けている仕組みがあるのですか？

転法輪さん：
そうですね、その点はわれわれの強みの一つです。
トレンドマイクロでは日々、危険なwebサイトに関する大量の情報を収取し、解析を行っています。さらに、日本においてはユーザ様の数も多いので、日本語での攻撃に対してデータ、知見を多く持っています。
これにより、危険なwebサイトのデータベースや検出ロジックを持つことができており、最新の偽サイトに対しても、より速く認識して正確にブロックことができています。 

---本日はありがとうございました！

今回は「スマホやタブレットにセキュリティ対策は必要？」という疑問について、転法輪さんに答えてもらいました。
見分けのつかない巧妙な手口でも、日本の最新の脅威に強いのなら安心ですね！

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それでは今日も快適なデジタルライフをお過ごしください！