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【内定者取材の第2弾】 産休育休を経験した女性社員に聞いてみた!「仕事と子育て」について本音トーク

こんにちは!内定者の佐藤です。

就活生の皆さんの中には、キャリアを考える上で出産や育児を視野に入れる方もいるのではないでしょうか。私もその1人で、「女性が働き続けるためには、子どもを持つことは難しい判断」「1度ブランクができると復職ができても閑職に回される」という話を耳にする度に漠然とした不安を抱いていました。

『働きながら子育てをするにはどうしたらいいのか』とワークライフバランスについての興味をきっかけに、今回は、「人生そのものを考える」という広義でのキャリアについて、トレンドマイクロで働きながら出産と育児を経験された2人の女性にインタビューをした様子をお伝えします。性別問わず、多くの方に読んでいただけると幸いです。

ご自身のライフステージの中で働きながら子どもを持つ、というイメージはありましたか?

―Mさん

私が1年目の時に、2年目の女性の先輩が結婚しました。会社で先輩の結婚祝いをしたり、妊娠された際は、体調に合わせた長期休暇などを含むサポートがありました。先輩の結婚から妊娠、出産の一連の様子を見て、大事なライフイベントに対して好意的に受け入れてくれる職場だと思いました。そのため安心して、29歳で結婚、30歳で出産というライフステージの変化にも無理なく適応することが出来ました。

―Oさん

以前から、将来的に子どもは欲しいという気持ちがありました。

同時に、自分の仕事面のキャリアも大切にしたいという思いもありました。というのも、子育てのために10年間専業主婦をした後に勤務を再開した私の母から、仕事を続けることや自分でお金を稼ぐことの大切さについて話を聞きながら育ったことも影響していると思います。

妊娠を伝えた時の上司や同僚の対応はどうでしたか?

―Mさん

妊娠が分かった当時、法人向け営業をしていました。

上司には流産リスクなど体調について不安があったため、安定期に入るまでは口外しないでほしいとお願いしたところ、快諾してくださっただけでなく、体調管理を最優先に考えるように配慮してくださいました。

復職後2か月で、2回目の妊娠がわかりました。その時に相談したのは産休前とは別の上司でしたが、非常に協力的で組織内の異動の提案や、通勤・帰宅ラッシュを避けた時間の出勤を勧めるなど柔軟に対応してくださいました。

―Oさん

上司も人事も協力的な姿勢を示してくださったので、休みづらさを感じることなく、困った時も相談しやすかったです。また、チームメンバーが自分よりも年上で子どもがいる方が多かったということもあり、理解があって寛容に対応してくださいました。

さらに、当時同部署に仕事と育児のバランスを取りながら自分らしく生き生きと活躍されていた先輩社員もいたため、産休復帰後のイメージがしやすい環境がありました。

(手前:Mさん)

復職することに不安はありましたか?

―Mさん

2回続けての出産だったため、実質4年間のブランクがありキャッチアップに不安がありましたが、「わからないことがあれば聞けばいい」とチームメンバーは温かく迎えてくれました。実際復職すると、意外と当時の感覚を思い出すことができ、大きな問題もなく業務に取り組むことができました。また、急な子どもの発熱で定時の出勤ができないときでもフレックス制度の利用を勧めてくださいました。このような制度が「ある」だけでなく、「使いやすい環境がある」ところがトレンドマイクロの良いところだと感じました。

―Oさん

復職前の上司との面談の結果、出産前とは異なる部門での復職となりました。育児と新部署での業務の両立に当初はストレスを感じることもありましたが、自分が希望していた部門への配属だったため、不安を感じることはありませんでした。私は時短勤務ではなく、フルタイムで働きたいという想いがあったので、通常の定時よりも早い時間に出社する「朝残業」という形をとるなど時間の使い方を工夫していました。そのうちに気持ちの余裕もでき、2人目、3人目を考えられるまでになりました!

働くママさんの視点で、トレンドマイクロの良いところはどこですか?

―Mさん

当社には有志でできた「ママ会」があります。小さな子どもがいる社員が15~16人程集まって子育ての悩みや、子どもが好きなご飯のレシピをシェアしたりしています。その中で、例えば「福利厚生としてベビーシッターを雇える制度が欲しい」という意見が出たとします。このような意見をママ会でアンケートとして取りまとめて会社に提案するということを実際にやっています。それが実際に制度として導入できるかどうかは別として、仕事も子育てもどちらも大切にしたいという想いを伝えることができる&聞いてくれる風土があるのは当社ならではだと思います。

―Oさん

同僚同士フラットに、お互いの状況をシェアできる環境があることが当社の良いところだと思います。

実際にそれを強く感じたエピソードがあります。あるプロジェクトでやり取りをしていた子育て中の海外社員がいました。あまりに忙しそうで、こちらから仕事を依頼するのが申し訳なく感じていることを上司に伝えると、「変に遠慮されて自分に仕事が回ってこないことが、本人は嬉しいと感じると思う?」と言われてハッと気が付きました。上司のその言葉を聞いてから、周囲の人には「限界が来たら自分から発言するので、それまでは遠慮せずに仕事を振ってほしい。」と伝えるようになりました。性別問わずに“変に遠慮をしない“、”フラットな関係性がある“のが当社の良いところだと思います。

(左:内定者 佐藤さん、右:Oさん)

妊娠/出産/育児を経験して、仕事に対する向き合い方はどのように変わりましたか?また、今後の目標などがあれば教えてください。

―Mさん

頑張ればどうにかできると思うこともありますが、自分を追い込んでギリギリになるまでやらないように気を付けるようになりました。

また、どのようなキャリアを歩みたいのか、節目毎に自分自身で振り返るようにしています。営業活動と子育てを両立することはもちろん容易なことではなく、その人の状況によっては他の部署に異動することもあります。仕事をする以上、責任は伴ってくるのでそれを踏まえたうえで、私の場合は営業として働き続けるという答えを出しました。

―Oさん

ポリシーとして、仕事か育児のどちらかに偏りすぎることなく、その時々で自分のやりたいことや大切にしたいものが何かを考えるようにしています。トレンドマイクロの3CiTの中のコラボレーションにも共通するところで、仕事における自分の影響力をチーム、組織、グローバルと範囲を広げていきたいという目標があります。

子育てに関しては「子どもへの愛情は時間より質を重視すること」を大切にしています。働きながら子育てをする以上、子どもと過ごす時間が無制限にあるわけではないからこそ、送迎の移動時間や就寝前の一緒に過ごせる時間を大切にするように意識しています。

「お母さんならこうあるべき」「社会人だからこれをしないといけない」というような固定概念を崩したいと思っています。子どもがいてもいなくても、やりたいことはやっていい、自分自身が楽しく仕事をすることで、周囲の人にプラスの影響を与えることができるということを読者の皆さんにお伝えできたらと思います。

おわりに

今回は2名の女性社員に話を伺いましたが、いかがでしたでしょうか。

ライフステージの変化があっても働きやすい環境が整えられている会社であるだけでなく、2人のようにキャリアを築くために必要なことに声を上げて切り拓くことによって働きやすい環境が実現されているというトレンドマイクロの新たな一面を知りました。

「こうでなければならないという固定概念を崩す」ことは、妊娠・出産当事者の女性だけでなく多くの人にとっても生き生きと働くことにつながると思うので、この記事を通じてそんなところがお伝え出来たら幸いです。

それでは、快適なデジタルライフをお過ごしください!