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テレワーク主体での新卒同期ってどんな感じ?新卒2年目インタビュー【トレンドマイクロの人材育成】

こんにちは!

トレンドマイクロでの新卒と第2新卒の人材育成の様子を紹介していく

「トレンドマイクロの人材育成」

トレンドマイクロでは、新卒・第2新卒で入社された場合、営業職で約1年間、エンジニア職で約1年半の育成期間を設けており、それぞれ育成専任の部署が存在します。

今回は、営業職の育成組織であるセールスイネーブルメントグループの2年目社員に、テレワーク主体での新卒同期との関係性を軸に語ってもらいました。新型コロナウイルス流行の最中、初めて受け入れた新卒社員。テレワーク主体の中でも、同期で支え合いながら成長してきた1年間の軌跡をたどります!


プロフィール
小林 香澄(インタビュイー):「セールスイネーブルメントグループ」、2020年4月新卒入社
戸塚 諒  (インタビュイー):「セールスイネーブルメントグループ」、2020年4月新卒入社
根岸 泰宏(インタビュアー):「セールスイネーブルメントグループ グループ長」2009年4月新卒入社

入社式以外はテレワークだった3カ月間の人事研修

-----初の緊急事態宣言が発出(2020年4月7日)される直前の入社でしたね。当時はどのような状況でしたか?

小林:4月1日の入社式はオフィスで実施しました。同期とは、内定式以来の顔合わせでしたので、嬉しかったですね。入社式当日に、明日以降は暫くテレワークになる旨を伝えられましたが、社会情勢を踏まえ、ある程度予測はできていました。

戸塚:私も予測はしていました。テレワークの不安としては、自宅における机や椅子といった仕事環境があまり整っていなかったことでしたね。

-----テレワーク主体の人事研修がスタートしてみて、課題はありましたか?

小林:社会人1年目であらゆる仕事に不慣れなことに加え、テレワークではパソコンと終日向き合うので、最初は相当疲れました(笑)人事研修では、グループワークなどでアウトプットする機会もあるのですが、IT知識や製品理解といったインプットの時間も多いので、受け身になると、あっという間に1日が終わってしまいます。質問を投げかけるなど積極的に研修に参加して、受け身にならないことを意識していました。

戸塚:オフィスに出社すると、先輩社員の目もあるので背筋が伸びる思いがありますが、テレワークだとモニター越しでそうした思いは薄れがちなので、自己管理は大切だと思います。同期が積極的に学んでいる姿勢は刺激になりましたね。

-----同期同士の交流はできていましたか?

戸塚:人事研修では、グループワークを通して、同期との関係性は深められたと思います。それまでは、個別にチャットをするにも「忙しくて迷惑になるのでは」などネガティブに考えてしまい、躊躇いがありました。テレワークでは、相手の様子を知ることが難しいため、関係性を構築しておくと躊躇いは少なくなるかと思います。

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テレワークと出社のハイブリッドで一気に深まる関係性

-----人事研修後、営業育成組織であるセールスイネーブルメントグループに配属となりました。そこでは、新型コロナウイルスの感染状況を見ながら、週1~2回は出社する方針にしました。コミュニケーションに変化はありましたか?

戸塚:同期の営業職6名の関係をさらに深めることができました。なにげない質問や相談も気軽にできるので、対面でのコミュニケーションに勝るものはありません。印象に残っているのは、同期同士でランチのお弁当を作ってきて見せ合うというものです!セールスイネーブルメントグループに配属してから間もない時期に開始したのですが、これを皮切りにして「6名で活動する」という意識が芽生えてきた気がします。

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テレワークと出社の上手な使い分け

小林:出社することで、先輩社員との人脈を広げることに大いに役立ちました。ビデオ会議で先輩社員と話をするという機会は多かったのですが、自分から相談をするにはハードルが高かったというのが本音です。しかしながら、出社して対面で話すと、短い時間でも距離が一気に縮まって、相談できるような関係性になれたと感じています。そのため、出社した際には、積極的に先輩にコミュニケーションを取るようにしていました。

-----出社による業務の効率化という点では、どうですか?

小林:セールスイネーブルメントグループでは、それぞれがお客さまに営業活動を行います。お客さまの分析、資料作成、コール業務や事務作業といった個人で行う業務では、出社の優位性を感じることは無かったですね。テレワークにおける個人で行う業務で些細な疑問が出てくることもあるのですが、コミュニケーションツールを使って同期や上司に随時確認することや、朝・昼・夕にクイックな相談会が設けられていたため、そこで疑問を解消することができていたのも、出社の優位を感じなかった理由かなと思います。

情報共有の連鎖

-----グループメンバー同士での情報共有が日を追うごとに活発になり、成長が加速していった印象があります。

戸塚:メンバーの発案で情報共有のチャンネルをコミュニケーションツールに設けて、有益な情報や資料を共有することにしました。類似した営業活動を行い、同じようなスキルレベルのため、疑問点や悩みも近しいことが多いです。そのため、情報共有には参考になることが多く価値を感じていました。価値があるからこそ、情報共有を行うという連鎖が起きていたと思います。

小林:情報共有が活発になっている理由として、積極的に行動した人を認め合うトレンドマイクロのカルチャーにも影響を受けている側面もあります。社内では、頻繁に勉強会を実施されていますが、その様子をみても「この活動いいですね」「こうゆう共有参考になります」など言葉にして活動を認めている方が多いのがトレンドマイクロの良いところだと思います。このように認め合う文化があるからこそ、我々も情報共有を活発にしているのではないかと思います。

トレンドマイクロ小林

同期のありがたみを感じること

-----同期間の仲が良く、相談し合える関係性だと感じています。

戸塚:お客様に上手に話せない、興味関心を持っていただけない、成果が出ないことなど、仕事をしていて大変なことは多々あります。頻繁に同期でビデオ会議していたのですが、学びを共有するだけでなく、そうした大変な思いも吐露することでメンタルヘルスの向上にも繋がっていたと思います。テレワークだと孤独になりがちですので、同期が傍にいるという安心感は、私は大変助かりました。

-----お互いの競争意識はありましたか。

小林:それぞれの営業活動の状況が可視化されていますので、「活動量が多い」「成果が出ている」など、刺激を受けていました。しかし、ライバル視するだけではなく、営業活動で得た学びはお互いに共有していたので、戦友の感覚が近しいですね。

-----素晴らしい関係性ですね。以上でインタビューは終了です。ありがとうございました!

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--あとがき

テレワーク主体になることで人間関係が希薄になり、同期ネットワークが弱くなることに懸念を感じていたため、対話する機会や情報共有促進を組織運営者として当初より働きかけていました。しかしながら、メンバーの自発的な行動こそが、さまざまな工夫や取り組みに繋がり、強固な同期ネットワークを築けたと感じています。仮配属としてそれぞれの部署で働き始めた現在も、定期的に相談したり、学びを共有する機会を設けているようです。今後も切磋琢磨できる良い関係性でいて欲しいですね!引き続き、当社では、テレワークと出社のハイブリッド型で働き方を進めていく予定です。2021年入社の人事研修では、週1回の出社を行い、同期や先輩社員との交流を図っています。セールスイネーブルメントグループとしても、テレワークと出社を上手に使い分け、最適な育成プログラムの提供を目指していきます!


それではみなさん、今日も素敵なデジタルライフをお過ごしください!

(写真撮影の時のみ、マスクを外しております。弊社は徹底したコロナ感染対策を実施しております。)